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ガタリンピック優勝に本気で取り組もう ~準備編~

こんにちは、みなさんはガタリンピックについてご存じでしょうか?

 

www.gatalympic.com



(鹿島)ガタリンピック・・・有明海に面する日本一干満差の大きい干潟で、昭和60年より開催されている運動会。TVアニメ『ゾンビランドサガ』で取り上げられたことでも有名。

 

今回は、この大会で絶対に優勝したい私が大会当日までに行った数々の準備についてお話していきます!

出場競技

ガタリンピックの競技には、泥の塗られた細い橋を自転車で走る「ガタチャリ」や、ムツゴロウ漁で干潟を移動するために使われる板に乗って、進む速さを競う「人間ムツゴロウ」などがありますが、私が参加しようと思ったのは「ガターザン」と、「自由ガタ」です。「自由ガタ」は、文字通り25mの干潟を道具を使わずになるべく早く進む競技で、経験のない私にとって勝ち目は大きくありませんが、後述の抽選が必要ない競技だったので参加することにしました。「ガターザン」は、クレーンから吊るされたロープを使い、振り子の要領で遠くに飛び、その距離とパフォーマンスの総合点で優勝者をを決める競技です。これなら自分にも勝機がありそう…

「自由ガタ」以外はどれも事前予約と抽選が必要でした。今回のガタリンピックは、コロナ渦を挟んで4年ぶりの開催ということもあり、多くの申し込みがあったらしく、「ガターザン」に申し込んだ私は落選してしまいました…

落胆した私は、「何か出場できる方法はないか」とネットの海(干潟ではない)をさまよっていると…



このサイトによると、ふるさと納税鹿島市に3万円納めれば、先着1名に限り抽選無しで競技に参加できるっ…!即決で3万円を支払いました。優勝したいですから。

こうして晴れて出場が決まった私は約1か月間の優勝に向けた準備を始めました。

優勝に向けた準備

ここからは、「ガターザン」で優勝するための準備についてお話します!

1.パフォーマンス

先述の通り、「ガターザン」では飛距離と同じくらい「パフォーマンス」が重要です。

スタート前にインタビューと意気込みを述べるパートがあるのですが、

YouTubeにある過去大会の動画を見ると、

・スタート台で印象的なパフォーマンス・インタビューをした人

・衣装が奇抜な人

・空中での姿勢がキレイ・面白い人

が高得点を出している傾向にあるということを発見できました。

ここで、私の情報について見ていきましょう。

出身 広島県

住所 長野県

趣味 狩猟・大食い

特技 フライパン曲げ

 

この要素を活かして、上の3要素をクリアできるようなスタート台でのパフォーマンスを考えました。それがこちら…

①狩猟で使っていたオレンジのベスト・帽子で出場

②「長野県に優勝メダルを持ち帰ります!」と、アピールする

③インタビューでは、狩猟、減量(後述)について述べ、フライパン曲げを披露

です!

そして、空中での姿勢については次章でお話します…

2.トレーニング&減量

空中での姿勢を「面白くする」というのは、かなり難しいので、今回は正直に「美しい姿勢で飛ぶ」ことを目指していきます。

「ガターザン」では、10m以上あるロープを使い、3mほどのスタート台から飛び降りるのでスタート直後と最下部で体に大きなGがかかります。過去大会の動画を見ているとスタート直後にそのまま干潟へ落下している出場者も多いです。

そのようなことを防止するために、ロープの握る部分と足元に数個の結び目があり、多くの挑戦は結び目に手と足をかけた姿勢で飛びます。

しかしながら、そのような飛び方だと終点でジャンプするというよりも下に落ちるような動きになってしまい、あまりキレイではありません。

よって、私は「腕力だけでGに耐えられるように、トレーニングと減量をして、足を使わずに飛ぶ」方法を選択しました。

それから毎日腕立て伏せ・懸垂・プランクなどのトレーニングと並行して食事制限や、1日平均10㎞以上のウォーキングを行い、58㎏あった体重を53㎏まで落としました。

また、腕力をつけつつ、ロープに慣れることを目的とし綱登りも行いました。

3.飛距離を出すフォーム

どれだけパフォーマンスで点を取れても、遠くに飛べなきゃ意味がない!ということで、遠くに飛ぶための方法の模索・練習も行いました。

どうしたら遠くに飛べる?4つの仮説

①高い位置から飛ぶために、ロープで滑空しながら手でロープを登る

②終点で手で身体を引き付けて、飛ぶ

③スタート台から助走をつけて飛び出す

④重心を下にするために、なるべくロープの下を掴む

 

そして、この仮説に対する答えがこちら…

①飛距離はむしろ短くなり、途中で片手になることから落下のリスクが大きい

②飛距離は伸びないが、落下時に後ろ向きに倒れるリスクを軽減できる

③ロープがたわみ、飛距離が出ない上にかかるGが大きくなり、落下のリスクもある

重心のせいか、ロープの頂点からの距離が長いせいかわからないが、飛距離は伸びた

 

以上の検証より、

「なるべく低いところを掴み、終点で身体を引き上げて姿勢を地面と垂直にして飛び降りる」

というフォームで本番に挑むことにしました。

 

ところで、こちらをご覧ください。

ほとんどの人がターザンロープをするとき、ほうき掛けをするような姿勢でロープを掴みますが、この姿勢の場合終点でジャンプする際、目の前にロープがあります。

終点で体を反転させると当たらずに飛ぶことはできますが、かなり邪魔になってしまいます。

そこで、私は新たに全く新しいロープの握り方を開発しました。それがこちら!

 

ロープを手の外側に通し、肩に担ぐような握り方で飛べば、目の前のロープが邪魔になりません!

最後に

これらの秘策を引っ提げて6月4日に開催される鹿島ガタリンピックに挑んできます!佐賀県内ではTV中継もあるそうなので、見ていただいた方は、ぜひコメントお待ちしております!

 

※この記事は競技参加直前に書き終えています。